3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住むアラフォーOL、波野なみ松の、仕事と趣味と母の介護を両立させる日々の記録。

お菓子やカップ麺ばっか食べてないでごはん食べなさい!

うちの父がリハビリに通うようになって1年が過ぎたが、それなりに楽しげに行っているようでうれしい。「俺は2回脳梗塞をやって、どうも左足があかんのや」 と父が言えば、ある80代後半のお爺さんは、 「まだまだやな。俺なんか5回やで。」 と言い返してきた…

六甲アイランドで手塚治虫展

先日彼氏と空港コードの話になった。 関西空港だとKIX、大阪(伊丹)空港だとITM、羽田はHND、成田はNRT。 まるでAKBやNMBみたいだ。 「神戸空港は何か知っとう?」 と尋ねられ、 「KOB?」 と答えると、 「と思うやろ? 正解はUKBやで」 と言う。 KOBという…

買った仏花をスーパーのレジ台に忘れた。

スーパーで仏花を買うときにいつも困るのは、水に浸かっている茎の部分をどうするかということ。 キュウリなんかは、裸のままカゴに入れなくてすむように、そばにポリ袋がおいてあるので、あたりを探すけれども、ポリ袋も新聞紙も置いていない。 他の人を見…

「まなびと」の日本語教室「だんらん」で旅を見つけた。

10年ほど前のことだけど、中国語を勉強していた時はよく相互学習会に参加していた。 相互学習というのは、外国語を学びたい日本人と、日本語を学びたい外国人がお互いに教え合うというもの。 日中友好協会の有志が集まる会だとか、神戸国際会館内にある神戸…

実写版銀魂は1,100円の価値があった。

詳細が明らかになるごとに、「これは見ないかも…」という気持ちを強くしていった実写版『銀魂』。 原作やアニメのファンで、どれだけの人が実写版を望んだろうか。 いくら監督が福田雄一でも、期待しろというには無理がある。 テレビCMを見て、 「これは完全…

旅に持っていく武器

ようやく『深夜特急』を最後まで読み終えた。 読む前まで、どうして時代を超えて人気があるのだろう、と思っていたけれど、その理由のひとつはこの作品が「紀行文」というより「冒険物語」だからだと思った。 旅のハイライトは名所旧跡や名物の紹介ではなく…

家族は余計なことをする。

忙しくしていると、ついつい後回しにしてしまう家事があるものだ。 先週や先々週の週末は午前中に病院へ行かなければならなかったので、出発を優先し、ほとんどの家事は後回しになった。朝食の後片付けをせずに食器を置きっぱなしにして身支度をしていると、…

爪水虫と汗疱

母の世話の中で、つい忘れがちになるのが爪切りである。 特に足の爪なんて、自分のでさえも気が付いたら伸びているくらいなんだから、他人ならなおさらだ。 前のデイサービスに通っていた頃だから3年以上前になるけれども、いつの間にか母の右足の親指の爪…

歯を抜いて、猛暑。

金曜日は再び夏休みをもらって、赤十字病院へ母の犬歯を抜いてもらいに行った。 これを抜いておかないと、また炎症を起こしたり、そのせいでアゴの骨が溶けてしまったりするんだから、対処せざるをえない。 診察室では、歯を抜いたあとの万が一の場合につい…

3年、10年、150年。

3年間使っていたAQUOSのスマホを、XPERIAに機種変更した。 動作は遅いし、アプリはよく落ちるし、電池が1日持たなくなってきたからだ。ガラケーがAQUOSだったので、初めてのスマホはAQUOSにした。 2年間使って、次はどうしようか悩んだけど、IGZOだとめちゃ…

アゴの骨が溶けてるって!?

昨日と今日の午前中は、赤十字病院で過ごした。 そう、母のアゴの腫れが再発したのだ。 気が付いてくれたのは、やはり訪問リハビリの療法士さんだった。 「あれ? また腫れてません?」 言われてみると全く前回と同じパターンである。 施設で訪問歯科を呼ん…

『ベルギー奇想の系譜』展を見ながら、いつか会社をやめる日を夢見る。

7月6日の夜はオーケンのバンド「特撮」のライブだった。ふだんから平日でもライブや演劇などいろいろ遊びに行くけれど、オーケンに会えるときは特別! 気合いを入れて夏休みを1日取った。(わが社では5日間の夏期休暇を好きなときに取れるのだ。)せっかくの…

サブカル的な政治のみかた

週末は介護のために実家に帰らないといけないので、選挙のときはたいてい不在者投票を利用している。 けれど、今回の兵庫県知事選挙では、投票日を一週間勘違いしていたせいで不在者投票に行けず、仕方なく日曜日当日に行ってきた。正直言うと、本当に行くの…

不思議なマッシュアップの国のレキシ

私はある時期、NHKの幼児番組『ハッチポッチステーション』に夢中だった。 番組ではグッチ裕三が人形たちと一緒に、童謡と洋楽の名曲をミックスした曲を歌っていた。 例えば、『大きな栗の木の下で』×『YMCA』とか、『犬のおまわりさん』×Queen『ボヘミアン…

中崎町でリリカル・バンビと見たことのない美尻

自分は女に、飢えている。何をいきなり、と思われるかもしれないが、これは武者小路実篤の『お目出たき人』の書き出し。 このいきなりな文を、私はときどきつぶやきたくなる。 「自分は女に、飢えている。」うちの職場の男女比はだいたい半々なのに、なぜか…

姫路のまずい飲食店とユトリロ回顧展

今月のはじめ、姫路市立美術館のユトリロ回顧展の招待券をもらった。 ユトリロが大好き、ぜひ見たい!というわけではないけれど、もらえるものなら何でももらう。 6月ならちょうど父の日があるので、久しぶりに姫路の街で父とランチをしていいかな、と思っ…

宇宙最強の男ドニー・イェンの『イップ・マン 継承』

毎年、学生劇団時代の友人と忘年会をする。 参加者は年によってさまざまだが、参加率が高いのは、私と、NPO法人『月と風と』代表の清田さんと、現在三重大学で講師をしている文学博士Mで、映画好きのその3人が決まってその年に見た映画の振り返りをする流れ…

赤十字病院のいちにち

赤十字病院での受診は1日仕事だった。 慣れない病院で勝手がわからず時間がかかったせいもあるけれど、とにかく待って待って待ちまくった1日だった。 初診受付で待ち、口腔外科で待ち、採血で待ち、レントゲン撮影で待ち、診断で待ち、点滴で待ち、切開手…

蜂窩織炎って漢字が怖くない?

「口底蜂窩織炎かもしれません」 と、ケアマネさんからメールをもらった。 口底蜂窩織炎??? ホウカシキエン、と読むらしいのだが、見たことも聞いたこともない病名。 恐ろしげな漢字が並んでいるだけに、不安が募った。 www.ishamachi.com ネットで調べる…

認知症×マフィア=『おじいちゃんはデブゴン』

『我的特工爺爺』という、サモ・ハン監督・主演のアクション映画のことを知ったのは去年。 「特工」というのは特殊部隊のことらしく、引退した元・特工おじいちゃんが活躍する話らしい。 それだけなら、クリント・イーストウッドの『スペース カウボーイ』的…

病院のハシゴとサイドミラー

おとといの土曜日はハードスケジュールだった。 というのも、U病院の神経内科とA病院の内科の受診日が重なってしまったからだ。 うっかりしていて、どちらの薬もその日の夜の分から不足するような状態で、日の変更もできない。 どちらも診察は午前中だけなの…

Hooper Pooper Looperで浮かぶ猫の風景

元町高架下にかつてThe Bee’s Kneedsというカナダ人がやっているバーがあって、ときどき立ち寄っていた。 ジュースしか飲まない私を店主のクリスはいつも快く迎えてくれたし、店内禁煙というのも私には居心地がよかった。 やがてクリスがカナダに帰ってしま…

尼崎市民は尼崎が大好き

私と同じく結婚しない・子供はいらない派だった友達が、「子供がほしい」と言い出したのが数年ほど前の話。 「年下の彼氏ができてトチ狂った?!」 と茶化して突っ込んでみたら、 「これから先の人生、自分のためだけでは生きていくモチベーションが保てない…

不安な気持ち

こんな夢を見た。母の口腔ケアのとき、私はペンチで母の下の前歯を1本摘まみ、力まかせに挟み潰す。 粉砕された前歯。 「あああ!!やってしまった!!」 と慌てる私に、 「大事にしてた前歯なのに!!」 と母が泣く。(夢だからまだしゃべれる設定。そして…

喫煙者と嫌煙家のヤマアラシのジレンマ

最近、映画やドラマで人が死ぬシーンが、自分が追体験したように感じられてすごく怖い。 切られるとか撃たれるとかは何でもないんだけど、溺れ死ぬのを見ると息苦しくなって恐怖を感じてしまう。 私がオカルティストだったならば、 「きっと私はかつて溺れ死…

何かとちょっと惜しい『楊貴妃 Lady of The Dynasty』

中国の歴史ドラマというか、時代劇をよく見ている。 なかでも『武則天-The Empress-』が大好きだ。(6月から再放送が始まったって!) www.twellv.co.jp なんといっても、ファン・ビンビン(範冰冰)が美しすぎてうっとりする。 中国ナンバーワン美女の称…

父の健康茶ブーム

父が、介護保険適用のリハビリ施設に通うようになったのが、去年の7月。 ちょうど10か月が過ぎた。 通い始めるまではあんなに嫌がっていたリハビリも、今では楽しそうに通っている。 これまで行きたくないと言ったことのない父が、先週の月曜日に、 「今日は…

ギリヤーク尼ヶ崎さんとパーキンソン病のこと。

先週再放送されていたETV特集「その名は、ギリヤーク尼ヶ崎 職業 大道芸人」をやっと見た。 2017年2月10日に放送されていたものなんだけど見逃してしまって残念に思っていたら、ありがたいことに再放送があったのだ。 www.nhk.or.jp 私がギリヤーク尼ヶ崎さ…

ポールが自転車で世界一周の旅に出た。

長い間中国語を習っていて、気が付くと英語を話そうとしても中国語が出てきてしまうことに気が付いたのが数年前のこと。 どうやら私の脳には母国語と外国語という二つのモードしかなくって、外国語モードにスイッチしたら中国語がデフォルトになっているみた…

ゲームウォッチをお手本に。

ファミコンがブームになる前、子供たちが夢中になっていたのはゲームウォッチだった。私が持っていたのは(ていうかまだ持ってる!!)、『Dr.スランプ アラレちゃん』の「おはこんばんちは!」と、『愛してナイト』の「ハーピット」の2つ。前者は、ランダム…

お向かいのおばさんに辟易している話。

今朝、施設からデイサービスのお迎えが来て母を車に乗せる介助をしていると、私の姿を発見したお向かいのおばさんがやってきて、 「鹿がおるよ!」 と教えてくれた。 うちのあたりは山を崩して作った住宅地なのですぐそばが山なのだが、一匹の鹿が道路のぎり…

あの物の名前を父はまだ知らない

母の日と父の誕生日は同じことが多く、いつも一緒にお祝いしている。去年までは丁寧に、それぞれプレゼントを用意していたけれど、今年はなしにした。 もう母にはプレゼントを認識してもらえないし、父には台湾土産の老酒をあげたばかりだからだ。それに、ど…

『牯嶺街少年殺人事件』の少女は孤独だった。

大学の勉強なんて意味がない、なんてことを言う人がいるけれど、私はそうは思わない。 どんなものでも使いよう。 大学の講義だってそうで、今でも印象に残っている講義のひとつは「芸術論」である。 友達が誘ってくれて受講した講義だった。 大学時代の私の…

ライブと束縛

長年通っている整体師さんとは、施術の最中にいろんな話をする。 身体の不調は日ごろの生活習慣からやって来るので、どうしてもどんな状況か話すことになり、介護の話や趣味の話を洗いざらいしゃべってしまう。 ライブの度に身体がガタガタになっている私を…

GWは台北へ

金曜日に実家に戻り、土日を過ごし、月曜日から出勤して神戸生活に戻る。 それが私の1週間である。そのルーティンの中に、祝日は入っていない。 というか、入れないことにしている。何事も「基本ルールを決める」のは大切で、それがないと、無理して頑張っ…

つるばらが咲いた。

玄関先でつるばらが咲いた。 毎年、5月になると小さな黄色い花が群れて咲き、目を楽しませてくれる。この花、お向かいの庭でも2件隣の庭でも咲いている。 おそらく、2件隣の奥さんが株分けしてくれたに違いない。手入れが行き届いて立派に剪定されているご…

宮沢さんへの手紙 ~やっと刊行された『ニッポン戦後サブカルチャー史 深掘り進化論』

『ニッポン戦後サブカルチャー史 深掘り進化論』の書籍がようやく刊行された。 もともとはNHKのテレビ番組で、『ニッポン戦後サブカルチャー史』の第2弾『DIG深掘り進化論』として2015年に放送されたものだ。 NHK ニッポン戦後サブカルチャー史 深掘り進化…

男性は家族との会話が短い場合に生命予後が短い

ジェロントロジー、日本語にすると老年学という学問があって、その講演会のレジュメを見せてもらう機会があった。 一言でいうと「いい感じに老いるには?」みたいなことの研究で、医療や心理学や社会学やいろんなことが包括されているらしい。 その資料の中…

1杯のカフェオレ

母の飲み物には、必ずトロミをつけている。 普通の液体だと、むせてしまうからだ。 自分の唾液を飲み込むときでさえ、ときどきむせていて、嫌になってしまう。で、トロミをつけるのに、トロミ剤を使うのだけど、どこのメーカーのがいいか、ドラッグストアに…

顔の筋肉をほぐそう。

4月の上旬は女子力アップ作戦を実行していた。 9日に神戸でオーケンライブがあったので、「いつなんどき街中でオーケンと遭遇しても大丈夫なように」と気合いが入っていたのだ。 めったに行かないエステにも行った。 エステといっても、リンパマッサージ専…

スカヨハ『ゴースト・イン・ザ・シェル』に大満足。

毎年「なりたい顔ランキング」が発表されていて、今更の話だが2016年の女性1位は石原さとみだったらしい。 そのニュースを見たとき彼氏が、誰の顔になりたいか訊いた。 私はしばらく考えてから、 「ローラ!」 と答えると、すかさず、 「外人になっとるやな…

『T2トレインスポッティング』は選んだ未来だったのか。

先週の火曜日は神戸国際松竹へ『T2トレインスポッティング』を見に行った。 www.t2trainspotting.jp 『おそ松さん 春の全国大センバツ上映祭』と2本見るつもりをしていたのだけど、終業後に課長との打ち合わせが長引いて、おそ松さんの上映時間に間に合わな…

神戸の人は神戸牛を食べない。

4月9日日曜日は、オーケンの「いつか春の日のどっかの町へ」ツアーの神戸Bo Tambourine Cafe でのライブだった。 この会場でのライブは昨年10月に続いて2回目。 ここは私の職場の近所にあるカフェで、自分の日常のテリトリーにオーケンが来てくれることが、…

今の生活の限界は?

水曜日の夜、久しぶりに友達のYさんと電話した。 彼女とは同い歳で、10年来の大切な友達なのだけれど、なかなか不思議なつながりだったりする。出会ったきっかけは、神戸ポートピアホテルで開催されたクレイジーケンバンドのディナーショーだった。 何でも一…

三宮にシアター・エートーができた。

4月1日土曜日、三宮に新しくできた劇場、シアター・エートーに、『松尾貴史Presents A☆toプレこけら落とし記念落語会』へ行ってきた。神戸の劇場といえば、こくさいホールや神戸文化センターがあるけれど、どちらもオペラや歌舞伎向きの大きいハコ。 それよ…

長引く床擦れを何とかしなきゃ。

先週、母の介護施設から電話がかかってきた。 かけてきたのは、担当してくれている看護師さん。 たいてい、ケアマネさんが間に入って連絡が来るので、直接お話するのは初めてである。はじめまして、いつもお世話になっています、と挨拶もそこそこに、こちら…

遊んでばかりの春

「祝日は日帰りで東京へ、ライブを見に行ったんです」 「たまにはそういう楽しみもないとね!」「明日は映画を見に行くんです」 「いいですね!たまには息抜きしないとね!」ありがたいことに、皆さん優しく、 「たまには遊ばないと」 と言ってくれるんだけ…

映画『函館珈琲』を激しく勝手に思い込む。

昔の上司の口癖は、「もうあかん、会社やめてタコ焼き屋するわ」だった。 なぜタコ焼き屋なのかわからない。 とにかく脱サラをしたかったのだろう。最近、私もすごくそんな気持ちになっている。 会社をやめて、人の役に立つこととか、自分が思いきり打ち込め…

『狂い咲きサンダーロード』はいま観ても狂っていた。

ここのところ、ニュースやワイドショーの籠池ファミリーが気になってしょうがない。 不謹慎を承知で言うけれど、これだけ強烈なキャラクターの登場は久しぶり。サイコパス炸裂! なんとなく、園子温監督『冷たい熱帯魚』のでんでんを思い出してしまうのは私…

人間椅子の『威風堂々』ツアーと靴下

神戸チキンジョージに人間椅子のライブ盤『威風堂々』ツアーを見に行った。 ツアータイトルどおり、演奏は威風堂々。 重低音の波に気持ちよく揺られ、リラックスして脳にα派が満ちる気がする。 ゴリゴリのハードロックなのにこうも心地よく感じるのは、ボー…