3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住む40代波野なみ松の、趣味と母の介護と育児に追われる日々の記録。

初孫初対面

こどもの日の一昨日、出産後初めて実家に帰った。 チャイルドシートを買って、夫に車で連れて行ってもらったのだ。 約1ヶ月と1週間ぶりの実家。 玄関を開けると、びっくりするほどタバコ臭かった。 「ただいま!」 とフルボリュームで声をかけるものの、父…

泣き虫ママ

入院中も退院後も、何人かの友人や同僚がお見舞いに来てくれた。 中でも今週の月曜日は一番にぎやかで、大学時代の友達たちとその子供たちがベビーグッズのお古を持ってきてくれた。 2歳と4歳のお嬢さんたちは、これまでちっちゃい赤ちゃんに思えていたの…

父の栄養失調

あんなに孫を見たがっていた父だったけれど、私たちが病院にいる間に面会には来なかった。 今日で息子が生まれて29日目になるけれど、まだ父は孫の顔を見れていない。 思いがけず出産することになったので、父には生まれてしまってからメールを送った。 それ…

今日がいつなのかわからない日々

産科の病院には、結局18日間入院した。 通常は5日で退院するので、想定外のロングステイとなった。 赤ちゃんのことは何もかもわからないことだらけで、病院にいたからこそ、ちょっとしたことでも看護師さんや助産師さんに相談することができたし、毎日小児科…

出生届を出しに行く。

赤ん坊の黄疸の光線治療が終わった日からは母子同室になったものの、赤ん坊は「ミルク飲み」、母親の私は「母乳出し」のトレーニングの日々が続いている。 頑張れ頑張れと励まされながら無理やり目標の量を飲まされる息子は、本来ならまだ妊娠36週目の胎児だ…

第4日目の母と子

赤ん坊の仕事はミルクを飲むこと。我々の仕事はミルクを飲ませることだ。 「もうちょっとお口を大きく開けて〜! は〜い、カプカプしてみよう〜! 美味しいよ〜!」と、飲む力がまだ弱い赤ん坊に無理やりミルクを飲ませるかんじは、嚥下が難しくなった老母に…

ミルク記念日、おっと、ウンチ記念日

昨日は出産1日目(誕生した日を0日目と数えるらしい)のミッションについて書いたけれど、実は息子はすでに1日目にすでにミルクを飲むことができてしまった。 スポイトで飲み、哺乳瓶で飲めた。そして2日目の朝には、点滴を外してもらえることとなった。 …

生後1日目の母と子のミッション

早産で生まれたうちの子は、2,064グラムの低出生体重児。けれど、小児科の先生から、「35週と1日で生まれたとは思えないくらい元気です。ちゃんと自分で呼吸ができていて、酸素も問題ありません。生命力がある子ですよ」と言ってもらえるほど、順調に育って…

昨日のお産のこと。

出産後10時間が過ぎたあたりから、トイレには歩いていけるようになった。それまでは、産後なかなかおしっこが出せなくて、カテーテルで尿を取ってもらわないといけなかった。産後に尿がうまく出せなくなるのは、まあまあ、あるそうだ。膀胱にはなんと1,200ミ…

生まれてビックリ団

陣痛に耐えている間は、早く終わってってくれ!!と必死だったけれど、生まれてしまえばスピード出産。 何の準備もしてない母親でごめん。 でも、助産師さんや看護師さんが、 「一人でよく頑張ったね」 と誉めてくれた。 生まれて数分の新生児を胸に乗せても…

最後の帰省、そして破水

日曜日、配偶者になる彼氏に車で実家に送ってもらって、最後の帰省をした。 月曜日と火曜日、母のお見舞いをして父に、あれこれ指示を出し、火曜日、つまり昨日の夕方、電車で神戸に戻ってきた。 昨日の日中からお腹の張りがひどくて、横になっていても痛み…

中古マンション購入から引っ越し準備まで

先週の木曜日、ようやくマンション購入の最終決済が終わった。物件探しからここまで、超特急。本当にバタバタしたけれど、今はもう、引っ越しを残すのみだ。 中古マンション購入で目が回る 最初は不動産屋回りだった。スーモ、ピタットハウス、そして近所に…

父への依頼事項とその後の不安

転院の翌日とさらにその翌日である3月9日と10日は、実家にとどまって母のお見舞いに行った。 出掛ける直前、庭に出た父が、「なみ松、梅の花が咲いとうで」と言った。 うちは東側に山があり、山の影になっているせいで春が遅い。それでも、実は1週間前から…

母の転院

母の転院は1日仕事だった。雨降りだったから余計だったのかもしれない。 朝9時に元の病院に行って荷物を片付け、精算や退院手続き。会計は父に行ってもらった。看護師さんたちに、私が今妊娠9ヶ月で、早産の危険性があるため本来は安静にしないといけないと…

3月中は出てきちゃダメ!

「産休に入ったらゆっくりして」と言われるけれど、そうもいかない。 まずは、母の転院が目前に控えている。それに伴って、父にやってもらうことも段取りしなければならない。 そして、次には新居の手配である。実は、中古マンションを買うことにした。今の…

おかあさんだから、産休突入。

先月末、久しぶりに会った友達とごはんを食べたとき、炎上していた『あたしおかあさんだから』の話になった。 人気絵本作家のぶみ作詞「あたしおかあさんだから」への批判の声相次ぐ - NAVER まとめ 赤ちゃんの世話を手伝ってあげるね、と言ってくれる彼女に…

父にお願いする不安

母の保険証類や診察券などは、ジッパー付きの透明バッグにまとめて入れてある。とにかくそれを持ち出せばいいようにまとめてあるのだ。 少し前のことだが、父に母の入院費の支払いを頼んだ。支払いの際には、保険証と特定疾患受給者証と、特定疾患の自己負担…

胃ろうと転院先の犯罪者

介護や病気がある高齢者が、2〜3ヶ月ごとに病院や老健施設を転々とさせられる、という話を何度か聞いたことがある。「病院にもう置いてもらえなくて、出ていってくれと言われても受け入れ先がない」とか、そんな話。 ひどいなぁ、どうしてそんなことになる…

行き止まりと延命治療

母の主治医から話があるというので、先週の土曜日の朝、病院へ出掛けていった。 最寄り駅から病院までは、これまで車でしか行ったことがなかったけれど、父に送ってもらおうにも朝9時半に父が起きられるわけがない。救急車で運ばれた日はタクシーを使ったけ…

繁殖と修復と少子化対策

美容室での適当な会話が苦手で、ここ数年はずっと同じスタイリストさんに担当してもらっている。もう長い付き合いになってしまって、最初は若かった彼もずいぶんいい歳になった。(←お前もなっ!!)結婚して、子供ができて、家も買って車も買って、二人目も…

母の入院生活は不安だらけ

金曜日に帰宅ラッシュの中で実家に帰るのは妊婦にはつらいなぁ、と思っていたところ、思いがけず母が入院してしまったため、金曜夜に帰る必要がなくなった。 正直、母の入院で私にかかる負担が格段に減った。 私にラクをさせてあげようと、母が望んで入院し…

無痛分娩は無痛じゃない

無痛分娩という言葉を初めて聞いたのは、意外にも中国語のレッスンでだった。一番熱心に通っていた10年くらい前の話だ。 マンツーマンで会話を中心にしたレッスンで、勉強というより雑談。歳の近い女性の先生が多かったので、ダイエット、華流スター、恋愛、…

夫婦の価値

いつだったか、母方の伯母と雑談をしていたとき、母の介護から私の両親がよくケンカしていた話になり、伯母がこんなことを言った。 「あの二人は、どうもお互いを信用してないところがあったわね」 言われてみると、そのとおり。 なるほど伯母さんするどいな…

真っ白なエンケン

今月から3ヶ月限定で始まった『大槻ケンヂのオールナイトニッポンPremium』。 高校生のときにオーケンのオールナイトを聴いていた身としては毎週楽しみで仕方ない。 さて、昨日の放送では、オーケンが遠藤賢司さんについての話をしてくれた。あんまり感動し…

眠り姫は帰れない

月曜日の夜は、母の介護ベッドで寝た。エアマットの上で寝るのは初めてだった。寝入りばなは何とも思わなかったけれど、夜中、あまりの寒さに目が覚めた。 掛け布団は、肌布団に毛布に羽根布団にと、寒がり仕様の装備なのでヌクヌクなのだけれど、マットが寒…

緊急入院

週末は何事もなかった。何事もないどころか、「お母さんがたくさん食べてくれたよ!」と喜んでいたくらいだった。 いつも眠たがり寒がりの私はこの冬、夜中の介助をさぼっていた。母が苦しそうな声を出たり咳をしたりしたときだけ、「どうしたん? 大丈夫?…

胎児の鼻筋

初めて読んだ寺山修司は、学校の図書室で借りた『愛さないの、愛せないの』という詩集だった。 愛さないの、愛せないの (ハルキ文庫) 作者: 寺山修司 出版社/メーカー: 角川春樹事務所 発売日: 2000/04 メディア: 文庫 クリック: 2回 この商品を含むブログ (…

ケアマネさんの退職

父のケアマネさんが、1月末で退職されることになった。皮肉なことに介護退職だそうで、こればっかりは引き留められない。 今は父のケアマネさんだけれど、 最初は母のケアマネさんだった。mixiの日記を見てみたら、母が初めて介護認定を受けたのが2011年。も…

面接のテスト

「赤ん坊が生まれたら、お父さん病院まで見に来る? それとも私が連れて帰るまで待つ?」 まだ気が早いけど、父にそんな質問をした。 普通の元気なおじいちゃんなら、孫が生まれたらすぐにでも見に行きたいだろう。 ただ、足が悪い父が神戸まで一人で出てく…

芸能人じゃなくても歯が命

歯に対するの意識の高さは生活の豊かさと比例している、という話を耳にしたことがある。 歯と経済のことを考えるとき、上海で見た物乞いのおばあさんの潰れたトウモロコシみたいな黄色い歯並びを思い出す。生活に余裕がないと口腔ケアまで手が回らなかったり…