地震で安否が気になる人
今日は母のお薬のお代わりをもらいに、内科へ。
待合室でもずっと九州の大地震のニュースを見ていた。
昨日熊本の地震のニュースを知ったとき、まず頭に浮かんだのは大学の先輩のこと。
熊本出身でご両親とお兄さんが熊本市にいるはず。
お兄さんは会ったこともない人だが、ちょっとした親しみと恩義を感じていたりする。
話によるとお兄さんは大変なマンガ・アニメオタクだそうだ。
で、今から約20年前、熊本からこんな情報が入ってきた。
「あの『ふしぎの海のナディア』の監督が作った新作アニメシリーズが始まるらしい。兄貴が絶対見ろと言ってる」
何を隠そうそれが『新世紀エヴァンゲリオン』だったわけで、おかげで第一話目からリアルタイムでエヴァを見ることができた。
昨日、先輩のFacebookで、ご両親をはじめお兄さんも無事だと知り、ほっとした。
お兄さんの部屋の、天井まで平積みされているらしい漫画の塔は、すっかり崩れてしまっただろうけれど。
今朝になって、大分でも地震があったと知り、今度は大分市に住む伯父夫婦のことが心配になった。
母は5人兄弟の真ん中で、兄が二人、弟が二人いる。
大分にいるのは85歳になる母の長兄だ。
私は一人っ子なので、兄弟姉妹の関係性というのはよくわからない。
でも、母に姉妹がいたら今とは違うかなぁ、姉妹がいたらよかったのになぁ、と想像することはたまにある。
正直言って、男兄弟は冷たい。
母の状態にほとんど関心を示さない。
兄弟ってそんなものなんだろうか。
その中でも、長兄はまだ、妹のことを心配してくれている。
兄弟の中で兵庫県外は大分の長兄だけなので、最も離れているのに、ありがたいことだ。
そして、伯父さん以上に、兄嫁にあたる伯母さんが母を気にかけてくれる。
ときどき電話をくれたり、大分名産の果物を送ってくれたり、病人を持つ家族としては気持ちがうれしい。
その大分の伯父さん夫婦は、大丈夫だっただろうか。
迷惑になったらいけないと思い、電話をしていないが、大分市内の被害状況はニュースに出ていないので静観している。
2、3日経ってから、様子をたずねてみよう。