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3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住むアラフォーOL、波野なみ松の、仕事と趣味と母の介護を両立させる日々の記録。

スロープ用の台はバミれ。

外階段で、車椅子用のスロープを乗せる踏み台は、結局ネットでB級品を購入した。

最初2万円と聞いていた浴用踏み台の、正しくは1万4千円ほどという。
それでも高い。

http://www.aronkasei.co.jp/anjyu/product_index.php?cat2_id=9

なぜそんなに高いかといえば、浴室で安全に使うための配慮がなされた正規品だからだ。
身体が不自由な人が裸で、水に濡れる場所で利用したことを想定して、滑らず、傷つかず、耐久性に優れたものにできている。

スロープを乗せるだけの踏み台も、耐久性と雨でも滑らない配慮は必要だけれど、そこまでの安全性はいらないはず。
そんな考えから買ったのが、Amazonで出ている3,780円の浴用お風呂椅子。
高さが合うものの中では最安値のもの。

届いたのを見たら、最安値ということに納得した。
プラスティック、ちゃっちぃー。

「見たらわかる!安いやつやん!」
お祭り男・宮川大輔のように、思わず叫んでしまった。

そして組み立ててみたら、足のネジがはまらない!
ネジ穴が歪んでいるのだ。
父にも協力してもらい、苦労してなんとか足をはめ込んだ。

組み立ててみても、4本の足がどうも平行になっていないみたい。
人間でいえばO脚だ。

これ、安いけど完全に値段以下。
業者に足元を見られたな、ってかんじ。
正規品が高額なら、バッタもんで3,740円でも買うアホがいるだろうということか。
これを本当に浴室で使うとしたら、ちょっと危険かも。
すでに取扱いしてないから、もういいけどさ。

文句を言いつつも、一応スロープの台として使ってみたら、サイズ的にはピッタリだった。

f:id:naminonamimatsu:20160606124759j:plain

結果オーライ、ということにしとこ。

あとは、リフトにぶつからないように踏み台を置く位置を決めて、ビニールテープで印をつけた。
「バミリ」を付けておいたのだ。

送迎の介護スタッフさんに、新しい踏み台を買ったこと、印の場所に置いてもらったらリフトに当たらないことを伝えた。

「ビニールテープで印をつけるなんて考えましたね!かしこい!」
と、すごく感心された。

出し入れする台を毎回同じ位置に置くなら、バミったらいい。
自然に思っただけなので、誉められて気がついた。

あ、そうか、「バミリ」の発想って舞台独特なものなんだ。

「バミリ」というのは、演劇の舞台などで転換の際に、椅子や小道具などを置く位置がわかるようにつけた印のこと。

この前、彼氏に、「なぜ役者さんは、暗い中でも決められた場所に立てるの」と質問された。
答えは、「畜光テープでバミってあるから」。

そういうささいな知識が、意外なところで役に立つものだ。