3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住む40代波野なみ松の、育児と趣味と要介護両親の対応に追われる日々の記録。

ガイドブックには載らない元町案内

えらいこっちゃ。
オーケンが元町のボ・タンバリンカフェでライブをすることになった。
ライブ情報が出てから、興奮しっぱなし。

同じ神戸でも、三宮でライブをするのと元町とは違う。
私が毎日うろつく場所、自分のテリトリー内にオーケンがやってくるというだけで、テンションあがりまくり。

そこで水曜日のランチはボ・タンバリンカフェでロコモコ
食べながら、オーケンや遠征組のオーケンファンに元町の良さを伝えたい!という気持ちが高まってきた。
近日、ボ・タンバリンカフェ周辺の元町オススメスポットを紹介するブログを開設するつもり。

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カフェのお勘定をするとき、カウンターに『神戸、書いてどうなるのか』が置いてあるのに気がついた。

神戸、書いてどうなるのか

神戸が誇るロック漫筆家、安田謙一さんの著の神戸雑記本だ。
単なる神戸案内ではなく、豊富なサブカル知識を織り混ぜながらユーモアたっぷりに書かれたエッセイで、本当に面白い。
ひとつ読み終わるごとに、
「ああ、私もこんな文章が書けたらなぁ!」
と唸ってしまう。
神戸とサブカルを愛するすべての人にお薦めしたい本だ。

その夜は、入院中の友達のお見舞いに行った。
食べ物や花の差し入れは禁止と言われて、なんだか手持ち無沙汰に思っていたところ、カフェにも置いてあった『神戸、書いてどうなるのか』を差し入れしようと思った。

彼女はかつての同僚で、グルメ友達。
食べログなんてなかった頃、二人で☆付きの元町ランチマップを作成していた仲だ。
チャーリー・コーセイさんの店がまだ北野にあった頃、一緒に行ったこともある。

月曜日入院、火曜日手術、週末退院という強行スケジュールで、手術の翌日から歩く練習をしてくださいと言われるスパルタ入院。
そう聞いていたから、さぞ退屈だろうから本くらい読んで、と思っていたのに、本人から話を聞いてみると、切ったお腹が痛んで寝返りを打つのも大変らしい。
ごめんごめん、読書どころじゃないよね。

彼女はまだお子さんも小さいし、お互い病気のお母さんを抱えていて、なかなか一緒にご飯を食べに行く時間もない。
いつか余裕ができたら、本に出てくるユニークなお店に一緒に遊びに行きたいものだ。
そうそう、チャーリーさんのお店は、また別の場所でやってるらしいよ。