3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住む40代波野なみ松の、育児と趣味と要介護両親の対応に追われる日々の記録。

所ジョージがやってるやつはスグレモノ。

先週の平日、母はまた飲み食いができなくなっていた。

先週末、母の調子が良いと書いたばかりなのに、全く症状が安定しない。

飲み物が飲めないことが気がかりである。

この時期、脱水症状が一番心配だ。

 

施設のスタッフさんが気を利かせて早めに病院に連れて行ってくれて、再び水分の点滴をしてもらった。

保険証を持って行ったり、会計や点滴の付き添いは父にやってもらった。

父については、いつも「役立たず」と文句ばかり言ってしまうけど、いてくれたらそれなりに助かる。

 

昨日の土曜日は、神経内科の受診日だった。

朝食は食べられたけれど、飲み物がちゃんと飲めないまま、家を出た。

そうなると、診察の待ち時間でさえ、水分不足が心配になる。

 

診察室に入ると、先生の呼び掛けに母は、「ああああああ」と唸り声で答えた。

「最近、言葉が出てこないんです」

と私が言うと、

「CTを撮りましょうか」

と先生は言った。

 

「CT、時間かかりますか? 先日からあまり飲み物が飲めなくて、二度ほど点滴してもらったくらいなんです。今も脱水症状が心配なんですが…」

と私が抵抗感を示すと、

「そんなに時間かかりませんけどねぇ。言葉が出ないということなんで、脳梗塞などの脳の異常がないか確認しようかと思ったんですけど」

「あの、とにかく脱水が心配で、すぐにでも飲み物を飲ませたいくらいなんですけど…」

「じゃあやめておきますか? いいですよ、べつに」

 

話が噛み合わねー。

この人に限らず、神経内科の先生はどうも患者の総合的な状況を見ることをしない。

CT検査のために長時間待たされて、深刻な脱水症状に陥ってしまったらどうするのか。

だいたい、患者側はとてもしんどい思いをして病院までやってきて、長時間待たされていることがわかっていない。

 

逆に、本当に脳の異常から言葉が出てこないと判断するなら、脱水より検査を優先すべきじゃないのか。

患者側はそれがどれほど必要なのかが判断がつかない。

「とりあえず」で、不要な検査をすすめる理由がわからない。

 

「いいですよ、べつに」は、医者の本音だ。

医者なんて、患者がどうなろうと知ったこっちゃない、というのが正直なところなのだろう。

 

こちらも、医者のことは信用していない。

薬のことは薬剤師さんに相談するし、身体のことは療法士さんに相談するし、日常生活のことはケアマネさんと介護スタッフさんに相談する。

神経内科の医者は父より役立たずだ。

処方箋さえ書いてくれたらそれで済む。

それなのに、他の医療・介護従事者より高給を取っているのが憎らしい。

 

結局、CTは撮らず次の予約だけ決めて、診察は終わった。

 

 

家では脱水を予防するため、経口補水液OS-1のゼリータイプを母に飲ませている。

療法士さんから、OS1は点滴と同じ成分が口から摂れるからおススメですよ、と教えてもらったからだ。

 

www.os-1.jp

 

ゼリーなので、飲み込みが悪い高齢者でも比較的飲みやすい。

ただ、母の場合、パウチをそのまま口につけて飲ませるのは難しいので(すぐに口の端からこぼれる)、スプーンに出して一口ずつ与えている。

スプーンに取るのは面倒くさいけど、飲み残しのことを考えると衛生的だし、最悪私が飲めばいいので無駄がない。

 

昨日家に帰ってから、OS-1ゼリーの安いのはないかとネットで見ていたけれど、いつもよく行くドラッグストアのほうが安かったので買うのはやめた。

ただ、ドラッグストアには置いていない商品でアイソトニックゼリーというのが気になった。

www.isotonicjelly.com

 

容器もおしゃれっぽいし、気になる~。

でも、ネットだといきなり50本の箱買いになってしまうので、注文はしなかった。

どっかでお試しできないかなぁ。