3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住むアラフォーOL、波野なみ松の、仕事と趣味と母の介護を両立させる日々の記録。

健康食品あれこれ

実家の庭になっている柚子の実が傷み始めたので、いくつかをちぎって、お風呂に入れることにした。

 

湯船に浮かべるときには、洗濯ネットの中に入れる。

見た目はよくないけれど、終わったときに回収しやすいからだ。

母がやっていた生活の知恵。

 

ネットに入れる前に、つまようじで柚子に何か所か小さな穴をあける。

これも母に教わった。

そうすると中の果汁が出やすくなるし、香りもいい。

ぷすぷすとつまようじを刺すと、ふーっと柑橘系の良い香りが広がった。

 

さあ、柚子風呂に入ろう、と浴室に入ってシャワーを浴びる。

ふと、洗い場の片隅に白い物体が置いてあることに気が付いた。

父のブリーフである。

 

また漏らしたのだろう。

洗おうと思って置いていたらしい。

仕方がない、さっとすすいで、たらいに着け置き洗いでもしておくか、と手に取ったら、中が茶色く汚れているので、パッと手を放した。

 

そ、そっちを漏らしたのか…。

 

さすがに洗う気がなくなり、浴室の片隅に戻した。

どうせ何年も履いているブリーフなのだし、お風呂から上がったら、ビニール袋にでも包んで捨ててしまおう。

黙って捨てないと、うっかり父に言ったなら、

「捨てるのはもったいない!洗う!置いといて!」

と言うだろう。

けれど、父は怠惰なので長期間洗わずに、そのまま置いておいて、次の週に私が片付けるのが関の山だ。

 

そんなことを考えながら、柚子風呂に浸かった。

しかし、気のせいか、浴室中にうんこの匂いが漂ってくる気がしてならない。

柚子の良い香りが台無し。

柚子の香りVSうんこ臭。

こうやって私の生活から潤いが蝕ばまれていく。

 

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「お父さんはそうやけど、お母さんはどうなん?」

と、ときどき聞かれる。

私が口にするのが父への文句が多いからだ。

しかし、母については、

「相変わらず」

と答えるしかない。

 

良くも悪くも安定している。

相変わらずなのは良いことだ。

治ることのない進行性の難病にとって、時とともに悪化して普通。

踏みとどまれているだけで、よし。

 

先日の神経内科の受診の際、

「顔色もいいし、見た感じお元気でそうですね」

と主治医に言われた。

排尿が少ない問題は相変わらずだけど、「相変わらず」やれているのは褒めてもらっていいくらい。

 

難病情報センターのサイトによれば、大脳皮質基底核変性症は「発病後寝たきりになるまでの期間は5~10年が多い」そうだ。

うちの母の場合は現在8年目。

 

一般的に5~10年なのであれば、それを超えてやろうじゃないか。

というのが、私一人が思っている野望。

 

治療法のない中、ちょっとでも進行を遅らせることができるなら、何でもやってみようと思うのが家族の心理である。

 そこで、これまで手を出した流行の健康食品などを挙げてみたい。

 

1.ユーグレナ

何にでも効くという万能健康食品ユーグレナ。いわゆるミドリムシ

うちはバイオザイムというカプセルを買ってみた。

しかし、母はカプセルがうまく飲み込めず。

カプセルの中を出して、粉末をヨーグルトに混ぜてみたけど、おそろしく不味かった。

結局、私自身が飲み続けているのだけど、便秘解消にはなっている気がする。

調子もいいような、気がする。なんとなく。

ダイエット効果もあるらしいけど、私には全然効果なし。

結局、サプリメントなんかじゃなく、痩せるにはそれなりに食事制限と運動をしなきゃダメって話。

 

2.チアシード

お水で膨らませてから使用する、トロミのあるゴマのような種。

最初はヨーグルトに混ぜて食べさせていた。

でも、よく噛まずに飲み込んで誤飲したら怖いのでやめた。

夏の一時期、母がミキサー食しか食べられなかったときに、キュウリの甘酢漬けとチアシードを一緒にミキサーにかけて食べさせた。

私は自分で美味しいと思って作っていたけれど、母の食が進まなかったのを見ると、嫌な味だったのかもしれない。

結局これも、私が食べている。

 

3.アマランサス

粟やヒエに似たスーパーフード。

雑穀なのに、カルシウムや鉄分が豊富なのだそうだ。

うちではごはんを炊くときに、炊飯器に2合の白米と一緒にスプーン1杯のアマランサスを混ぜている。

アマランサス自体はプチプチしているのに、ごはん全体がちょっとモチモチしたような食感で美味しい。

お米を炊くときに足すだけなので簡単だし、美味しくて栄養価も高い。

今も続けられているものの一つ。

 

4.ココナッツオイル

もう1年以上前の話だが、『世界ふしぎ発見!』で、毎日ココナッツオイルを2さじ食べた人が認知症が改善された、というのをやっていた。

その後、さっそくココナッツオイルを買ってきて、母に舐めさせた。

味について嫌がりはしなかったけれど、舐めるというのだと、うまく飲み込めないときにむせたので、食べさせ方を変更し、ヨーグルトに混ぜることに。

ココナッツオイルは25℃より寒いと固まり、温かいと溶ける性質がある。

冷たいヨーグルトに混ぜると当然固形なわけで、つぶつぶの食感が残るかんじ。

私はそれも美味しいと思うけれど、人によって香りの好き嫌いが大きそう。

母は文句を言わないけれど、父は嫌がって食べない。

 

5.アルカリイオン水素水

活性酸素を除去すると言われている、アルカリイオン水素水。

病気の進行や老化を促進するのが活性酸素なので、アルカリイオン水素水に本当に抗酸化作用があるなら、一定の効果はあるのかもしれない。

胃腸にもいいらしい。

浄水器アルカリイオン水素水の発生器に変えたので、飲みものや料理に使うのはいつもこの水。

けど、それが日常なので、効果のほどはわからない。

 

6.マヌカハニー

友達が勧めてくれて、昨年末から母に一日1さじを与えている。

マヌカハニーには、免疫力を高める効果や、殺菌・抗菌作用があるらしい。

ただし、マヌカハニーの中でも、「UMF10+」以上か「MGO100」以上をうたっているものでないと、効果はないという。

「独特の苦みというか、ちょっとクセがあって、美味しいハチミツじゃないよ」

と友達は言ってたけれど、私は全然大丈夫な味だった。

最初は母にスプーンで舐めさせたけれど、美味しそうな顔をしていたので、母も平気な味にちがいない。

ただ、やっぱり舐めると誤飲の可能性も出るので、紅茶に溶かしたり、ヨーグルトに混ぜたりしている。

効果はわからないけれど、これも継続しようと思っているもののひとつ。

 

このほかにも、黒ニンニク、アマニ油、酢しょうが、ごぼう茶、エゴマと、試したものを数え上げたらきりがない。

キヌアとタイガーナッツも買って封を開けてない。

手を出してないもので、思いつくのは酵素くらいかも。

私の良くないところは、次々手を出して、継続しているものが少ないところ。

「良くなる」ってことがないだけに、効果がわからないんだよなぁ。

 

あと、お気づきだと思うが、ほとんどのものはヨーグルトに行きつく。

ヨーグルトに全部をぶち込むわけにはいけないから。

今混ぜてるのは、せいぜい、ココナッツオイルとマヌカハニーくらいかなぁ。

 

母を寝たきりにさせないで10年以上を目指すためには、鰯の頭も信心から。

節分にはちゃんと鰯も食べたよ。