3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住むアラフォーOL、波野なみ松の、仕事と趣味と母の介護を両立させる日々の記録。

買った仏花をスーパーのレジ台に忘れた。

スーパーで仏花を買うときにいつも困るのは、水に浸かっている茎の部分をどうするかということ。
キュウリなんかは、裸のままカゴに入れなくてすむように、そばにポリ袋がおいてあるので、あたりを探すけれども、ポリ袋も新聞紙も置いていない。
他の人を見てたら、べちゃべちゃのままカゴに入れてた。
やだ、汚くないの?
同じカゴに野菜とか入れるのに?
同じことで、毎年お盆のたびに戸惑ってる気がする。
年に1回だから、仏花の扱いがわからない。

買い物を済ませて、買ったものをレジ袋に詰める。
そこにはポリ袋も新聞紙もあるので、まず仏花を丁寧に新聞紙で包み、茎の部分をセロテープで止めた。

そこで満足してしまったバカな私は、ほかの食料品をレジ袋に詰めたら、仏花のことをすっかり忘れて帰ってしまった。
置き忘れたことに気がついたのは、家に着いてから。

スーパーに電話して、
「新聞紙にくるんだ仏花を、台に置き忘れていませんでしたか?」
と問い合わせたけれど、
「ありません」
とそっけない返事。

父からは、
「ないやろなと思った。誰かが持って行ったんやろ」
と言われてしまった。
そんな、小一時間ほどのあいだに?
お金なら拾う人もいそうだけど、仏花を盗ったりするかしら…。そんなに需要ある?

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私は本当に忘れん坊で、いろんなところでいろんな物を忘れてくる。
でも、場所さえちゃんと覚えていれば、たいがいのものは出てくるものだ。

今年の1番の忘れ物は、海フェスタに行って、神戸港の突堤で日傘を忘れたこと。
あきらめていたけど、神戸市のみなと総局に問い合わせたら、ちゃんと保管してくれていた。
みなと総局の皆さんには感謝感謝。

置き忘れた私が悪いんだけど、スーパーの荷詰台に置いたものが、そんなにすぐになくなるのかが解せない。
田舎の小さなスーパーで、レジもひとつ。
ひっきりなしに客が来るような場所でもない。
物は仏花、盗りたくなるような物じゃない。

私はなんとなく、スーパーの店員が適当に返事をしたんだろうと思う。
即答したのも怪しい。
ドジな客に対応するのが面倒だから、調べもせずに「ありません」と答えたんじゃないか。

それが普通なのかもしれない。

よく、「忘れ物が出てくるのは日本だけ」という話もきくけれど、彼氏の同僚は中国で財布を忘れたのに、そのまま出てきたという。
レアケースだとは思う。
けれど、人の親切は全世界共通だと私は信じている。店員の面倒くさがりが全世界共通なのと同じくらいに。

世界は、「親切」と「面倒くさい」の絶妙なバランスで成り立っていると、私は思う。
今回は「面倒くさい」が勝ってしまった。

450円の代金がパーになったのもくやしいけれど、調べもせずに「ありません」と言われたのが、とてもがっかりした。

飲食店にしろコンビニにしろ雑貨店にしろ、大阪や神戸のお店のほうが、店員教育がちゃんとしている気がする。
田舎に行けば行くほど、サービスがぞんざいになる。
パート・アルバイトだとしても、プロ意識が低下して、適当さが増す。
競争原理なんだろう。呑気なだけに、一生懸命サービスして売り上げを伸ばそうという気がないのだ。

田舎のほうがあたたかい、と思われがちだけれど幻想だ。
のんびりしていては、接客サービスは低下する。

このあと、もう一回ダメもとでスーパーに電話してみよう。
「台の上に、本当に、置き忘れの仏花はありませんでしたか?」
違う人が出たら、違う答えが出るかもしれない。
そのときは、「親切」と「面倒くさい」の戦いに、「親切」が勝ってくれますように。

追記:もう一度問い合わせてもやはり花の置き忘れは見つからず。
でも、2回目に電話に出てくれた人は、「見てきますね」とちゃんと探してくれて、ほんとにとんだ迷惑をかけてしまった。
花が消えていたとしたら、やはり誰かが持って帰ったわけだ。
その人は、ネコババした仏花を自分ちの仏壇やお墓に供えるんだろうか。
供えられたご先祖様もさぞ情けなかろう。