3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住む40代波野なみ松の、趣味と母の介護と育児に追われる日々の記録。

初めてのおんぶと童謡名曲大全集

低月齢のうちは寝てばかりだったサトイモも、だんだん起きている時間が長くなった。
起きている時間の長さに比例して、起きていて何をするのか、手を余すようになってきた。

一人にしておくと、自分で寝返りをして腹ばいになり、手を口に突っ込んで、よだれを垂れ流しながらウニャウニャしゃべっている。
ウニャウニャ、フニャフニャ言っているうちはよいのだけれど、やがでそこに時折、

キャーーーーーーーッ!!!

という奇声が混じる。
泣き声というか叫び声というか、とにかく耳を覆いたくなるような、すさまじい高音の周波数だ。
かなりの音量なので、ご近所さんに迷惑になっていないか、気が気ではない。
冷房のために締め切っていた夏と違って、最近は窓を開けているだけに余計気にかかる。

これまでのように泣き声やぐずり声だったら、
「ちょっと待ってね」
と言いながらだましだまし待たせておくんだけれど、

キャーーーーーーーッ!!!

と叫ばれてしまうと、放っておくわけにはいかない。
慌てて飛んで行って、
「シーッ!叫ばないで!」
と口を覆いたくなる。

叫び声をやめてもらうためには、とにかく抱っこである。
いったん抱っこをしてしまうと、今度はおろせなくなる。
おろすそぶりをみせただけで叫び出すのだ。
腕は疲れてくるし、家事は停滞するし、スマホの操作も何もできないしで、ほとほと困り果てる。

そういうときのために、家の中だけで使うための簡易抱っこ紐を買った。
エルゴの大仰な抱っこ紐と違って、布がクロスになっているだけのものなので、簡単にささっと抱っこできる。

腕の疲れを軽減するにはそれで十分で、買ってしばらくは満足していた。
けれど、何もできないという点では、抱っこは抱っこ。
抱っこでも洗濯を干したり取り込んだりくらいはできるけれど、抱っこでキッチンには立てない。

おんぶができればなぁ…。
おんぶなら、たいていの家事ができるのに…。

おんぶができるようになるのは、首がすわってから。
だから首がすわるのを首を長くして待ち続けてきた。

そのくせ、やっと首がすわったというのに、なんとなく怖くておんぶができなかった。
抱っこと違って、おんぶは後ろが見えないから不安だったのだ。

今朝、叫び声を上げ続けるサトイモに、意を決してエルゴの抱っこ紐でおんぶをやってみることにした。
洗わないといけない食器もたまっているし、洗濯機の終了ブザーも鳴ったばかりだ。

おんぶにチャレンジするには今しかない!

説明書の手順を見ながら、まずは横に抱いて、くるりと背中に回す。
見えないから不安だけれど、何度も鏡で確認しながらやってみた。

初おんぶ成功。

やってみたら、なんてラクチンなんだろう!と目からウロコがボロボロ落ちた。
両手が完全に空くので洗濯物は普通に干せるし、ぐずり出したら適当にゆすれば泣かないし。
抱っこに比べて効率200パーセントアップ!(←実感比。)

そういえば、妊娠中に父親から、
「ほんで、ネンネコは買わんでええんか?」
と聞かれたことがあった。
「今どきネンネコなんて使わないよ~」
と私は一笑したのだけれど、先人の知恵をバカにするものじゃなかったな。
抱っこもおんぶも、今も昔も、母親がやっていることは同じなのだ。

おんぶなんて、みんな当たり前のようにやっている。
でも、初心者にはおんぶでさえ未経験。
子供を持たなかった頃には、「初めてのおんぶ」がエピソードになるなんて思いもしなかった。

こうやって、ちょっとずつ親の階段を上がるのだな。


どうやって遊んでいいかわからない

 

活動時間がだんだん長くなってきたサトイモ
かといって、おもちゃを与えても一人ではなかなか遊んでいてくれない。

今のところ、本を読んであげるか、童謡を歌ってあげるかくらいしか、過ごすバリエーションがない。
散歩に出かける、という手もあるけれど、ちゃんと計画を立てておかないと、出かける準備をしている間泣き通しになってしまう。

赤ちゃんと遊ぶには手遊び歌がいい、というのを見て、YouTubeでやっている『ぞうきんの歌』を覚えた。(下リンクの動画がそれ。)

www.youtube.com


最初はあまり反応がなかったけれど、最近では笑ってくれるようになった。
ほかにも手遊び歌はあるけれど、この『ぞうきんの歌』が一番喜んでくれる。

とは言っても、1曲1分程度で終了。
もっと一緒に遊べる方法はないか、と思い、一昨日「親子ヨガ教室」に参加してきた。

生後2か月から2歳のお誕生日までの赤ちゃんとその親が対象だったので、サトイモと同じくらいの赤ちゃんがたくさん来ていた。
ヨガといってもほとんどが軽いストレッチのようなもので、赤ん坊を抱いたままでもできたり、一緒に動いたりするものを紹介してくれた。
(軽いストレッチといっても、身体の硬い私にとっては、脚は開かないし腕は上がらないし、昨日から軽い筋肉痛。)

座って開脚した足の間に赤ん坊を置いて、赤ん坊の身体を左右に揺らしながら『どんぐりころころ』を歌ったり、赤ん坊の身体をなでながら『まつぼっくり』を歌ったりするのは、赤ん坊には遊びになり、親にはストレッチになって一石二鳥だった。
おかげで遊びのレパートリーが増えた。

そんなふうな、サトイモのご機嫌取りで毎日が終わる。


おもちゃのチャチャチャ

『ぞうきんの歌』に次ぐ、サトイモのヒット曲第2位は『おもちゃのチャチャチャ』だ。

抱っこしながら歌って踊るとすごく喜ぶ。

特に、「チャチャチャ」の部分でステップのように足踏みすると、ケタケタ笑ってくれる。

この曲、元祖プレイボーイ、野坂昭如の作詞。

当時「チャチャチャ」は音楽ジャンルとしてオシャレな大人のための最先端のダンスだったんじゃないか。

私は小学校の音楽会でこの曲をピアニカで演奏したけれど、「チャチャチャ」なんて音楽ジャンルがあるなんて知るよしもなかった。

おもちゃとチャチャチャのダジャレだったなんて。

大人になって発見することも多々ある。

 

私の童謡バイブル

私が童謡を歌うときに使っているのが、この歌集だ。


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いざ童謡を歌おうと思っても、歌詞がうろ覚えだったりする。

ネットで調べてもいいけれど、一曲ずつ歌詞検索をしないといけなくなるので、こういう歌詞本はとても便利だ。

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実はこれ、『たのしい童謡名曲大全集』という5枚組レコードについているブックレットで、レコードは私が子供のときに買ってもらったものだ。

私は父がこれを買ってきてくれたときのことをよく覚えている。
幼稚園の年長さんだったと思う。小学校に上がる手前だったかもしれない。

1枚目の1曲目が『ぞうさん』だった。

正直、幼稚園児の私は、
「エーッ! お父さんには悪いけど、私、こんな童謡を聞くほど小さい子じゃない!」
と思った。
思ったけれど、箱入りの立派なレコードが申し訳なくて、言えなかった。
子供ながらに、父が自分をいつまでも子供でいてほしいと思っている気がして、自分は童謡を喜ばないほど大きくなってしまったのがやるせなかった。

そんなことだから、このレコードはあんまり聴かなかった。
高そうなレコードセットなのにもったいないなぁ、という気持ちだけが残った。

妊娠していることがわかったとき、このレコードのことが真っ先に頭に浮かんだ。

今、こうやってこの歌集を使っている。

本自体は劣化しているけれど、内容は全く色褪せていない。
子供に聴かせたい童謡にはどんな曲があったかな、と思い出すにもすごく優秀なリストだ。(もくじ画像を最期に並べますので、ご参考に。)
神戸の家にはレコードプレーヤーがないので、スマホAmazon Musicで同じ曲を再生しながら歌っている。

レコードからスマホになっても、歌の良さは変わらない。


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