3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住む40代波野なみ松の、育児と趣味と要介護両親の対応に追われる日々の記録。

病院からの呼び出しで時が慌ただしく過ぎた週。

月曜日に母の病院から電話があり、主治医から病状説明がしたいと言う。

日曜日に高熱が出て、経管栄養も止めて点滴になっているというのだ。

これはある程度の覚悟を持って行かないといけないのかな、と気持ちに折り合いをつけ、火曜日に母の病院へ行った。

神戸から姫路まで、サトイモを連れて電車とバスを乗り継いでのプチ旅行となった。

サトイモにとって、初めての電車とバス。騒ぎもせず泣きもせず、好奇心に満ちた目でじっと車窓を眺めていた。

 

母の病状を簡単に言うと、誤嚥性肺炎にかかってしまったということだった。

治るかどうか、治るとしてもどれくらいかかるか、個人差が大きいので何とも言えないということだったが、 幸い抗生剤が効いたようで熱が下がっており、このままいけば重症にはならないかと思われる。

呼吸をするたびにガーガーと苦しそうな息をしていて、見ているほうも辛かった。

 

その日の夜は実家に泊まった。

産後初めてのお泊り。

畳の部屋にシングルの布団を敷き、サトイモと二人で寝た。

サトイモの寝相がすごくて、まだハイハイできないはずなのに、いつのまにか布団から飛び出して畳まで転がっていくので、ろくに眠れなかった。

 

そのあたりの状況をブログに書こうと思っていたのだけれど、なかなか時間が取れず、もう週をまたごうとしている。

母の状況も心配だし、万が一のことも考えないといけないし、父の生活状況も気になるし、サトイモは日に日に成長するし 、自分のマンションの浴室はリフォーム工事をするし、筋肉少女帯のニューアルバムのキャンペーンが始まっているしで、落ち着かないことばかり。

落ち着くことなんてないのかもしれないけど、また改めよう。