3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住む40代波野なみ松の、育児と趣味と要介護両親の対応に追われる日々の記録。

5月下旬の出来事あれこれ

初めての神戸まつり

5月19日日曜日。

児童館や子育て広場が閉まっている土日はお出かけ先が悩みの種だ。
この日は特に予定を考えていなかったので、途中まで家でだらだらしていたけれど、神戸まつりだということに気づき、サトイモをベビーカーに乗せ、散歩がてら出かけて行った。

大丸の北側がちょうどパレードの終点になっている。
そのあたりだと観客もまばらだったので、ベビーカーでも陣取ることができた。
ただし終点なので、ちょうど目の前にきたところで演技や演奏が終了してしまう。

それでも、目の前をパレードが通っていくのは見た目も華やかだし音の迫力も違う。

サトイモにはできるだけいろんなものを見せてやりたいから、来てよかったと思った。

「ほらみてごらん!面白いねぇ!」

と一生懸命サトイモに促す。

けれどかんじんのサトイモは、パレードは見ずに道路脇の花壇にばかり気を取られていた。

確かに、スターウォーズプレスリーなど、赤ん坊には興味薄いかもしれん。

スターウォーズのパレードでは、かなり完成度の高いチューバッカが歩いていて、

「見て見てサトイモ!本物みたいだねぇ!」

と指をさした瞬間、チューバッカが頭をパカッ!と取って、暑さも限界なおじさんが現れたときにはガッカリ…。

終点だから仕方ないけれど、、、見えないところで取ってほしかった…。

ま、サトイモは花壇しか見てなかったけどさ…。

ちなみにサトイモが一番反応したのは、特に有名でもなさろうなウサギの着ぐるみだった。赤ん坊はそんなもん。

ちなみに、その前日には児童館で初めて人形劇を見た。

劇が始まる前には親子で歌ったり踊ったりする遊びがあったのだけれど、その間はずっと脱走を繰り返していたサトイモ

これまでも絵本の読み聞かせやみんなで手遊びする時間にじっとしていられたためしがなかった。

人形劇も同じかなぁ、と思いきや、子ブタの人形が出てくると目を輝かせてじっと見ていた。

お話が終わるまでうろうろすることなく、ちゃんと座っていてくれたことに感動。

ちょっとしたことに日々成長を感じる。

ママ・パパプラネ

5月25日土曜日。

バンドー神戸青少年科学館というところへ、夫とサトイモと3人でプラネタリウムを見に行った。

そこは月イチで「ベビーとママ・パパのためのプラネタリウム」というプログラムをやっている。

内容が子ども向けというのではなく、ベビー連ればかりなので泣いても騒いでもお互い様ということにしようね、という企画。

12星座についての解説が主な内容で、入るときに係員に伝えておけば、子どもの星座のときに名前を呼んでくれるというお楽しみつき。

3月末に生まれたサトイモ牡羊座
そういえば、これまでサトイモの星座についてあまり考えたことがなかったなぁ。

これから雑誌とかで星占いを見かけたら、牡羊座のとこも読むようにしなきゃね、なんて考える。


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人形劇のときと違い、サトイモプラネタリウムは難しく、とにかく暴れる暴れる…。
夫と交替で抱っこしていたのだけれど、身体をねじって逃げていこうとするので私も夫も押さえつけるのに必死。

泣いている赤ちゃんもたくさんいたけど、じっとしててくれるなら泣くくらいなんてことないよ。

そうこうしているうちに、あごに強烈な頭突きを食らわされた。下唇を思い切り噛んで、ひどく内出血してしまう。

プラネタリウムはよかったけれど、一番記憶に残ったのは頭突きによる唇の内出血、というトホホな思い出。

 

耳が遠いせいかボケのせいか

父からこんなメールが届く。

「今日病院に行くお母さん元気風呂にはいていた、そのあいだプレハブのせんせと面談お母さん状態はよいといていた」

プレハブの先生というのが何かわからないが、たぶん主治医の先生のことだろう。
もう月末も近くなっているので、入院費の支払いをちゃんと済ませてくれたかどうかも気になって、父に電話をかけた。

とはいっても、父との電話は会話が噛みあわない。
対面していてもトンチンカンなのに、電話だとなおさら聞き取れなくなるからだ。

サトイモくんは元気か?」
と聞いてきので、
「今日はサトイモを連れてプラネタリウムに行ってきたのよ。暗闇で暴れて頭突きされて痛かったぁ」
と話すと、

「ず?」

と頭突きが聞き取れない様子。
何度も、「ずつき!」「え?」「ず!つ!き!」「う?」と耳の遠い老人のイライラ会話が続いたあと、

「だから頭をゴツンとやる、頭突きだよ!ず、つ、き!」
「ず、つ、き?」
「そう、ずつき!」
「頭突き…? …そんなん知らんわ」

ズコーっ!!
知らん…わけないと思う。
これもモウロクなのかなぁ…?

あ、「プレハブの先生」がどういう意味なのか聞くの忘れた。

 

自宅で筋少ライブ

5月26日日曜日。

オーケンファンの友達がうちに遊びに来てくれた。
ここ10年ほど、いつもオーケン関連のライブに一緒に行っていた友達だ。

妊娠以降、ライブに行けないうえ彼女とも会えなくなって寂しいかぎりだった。

今回は、筋肉少女帯の新しいライブ映像のブルーレイが出たので、一緒に見ようということで来てもらった。(タイトルは「メジャーデビュー30周年記念オリジナルNew Album「ザ・シサ」リリース・ツアーfinalライブ完全版!!」とめちゃくちゃ長い…)

サトイモも、私と友達が手を振ったり飛び跳ねたり折りたたんだりしているのを見つつ、一緒に楽しんでいた。
音楽に合わせて手振りをするという点では、筋少ライブも『おかあさんといっしょ』も同じ!

私たちがオーケンに夢中になっている間に、何気にサトイモが一人でたっちして2歩くらい歩いた。

「え?!今歩いたよね!?もっかい歩いてごらん!!」

しかしこの日はそれ以降サトイモが歩く姿を見せることはなかった。

なかなかじらしやがるぜ。

ついでに最上魁星も

ライブ映像を見たあとは、映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイド withレジェンドライダー』(これまたタイトル長い!)の悪役・最上魁星ことオーケン出演シーンのみをチャプターで選んで鑑賞。

いやぁ、白い最上さんはやっぱり最高に可愛い。

この映画のDVDは、ずっと買おうかどうしようかずっと迷っていた。

というのも、Amazonのプライムビデオで見ることができていたので、
「ネットで見ることができるなら、わざわざDVD買うのもなぁ…」
という気持ちになっていたのだ。

けれど、新井浩文ピエール瀧のことがあって、出演者が事件を起こした場合に作品が配信停止や出荷停止になることを知った。

ちゃんと映像ソフトを買っとかないと、ライダー俳優の誰かが何かやらかしたらこの映画を二度と見られなくなるかもしれないぞ?!と、慌てて購入したのだった。

そういえば、この映画の劇場公開時は友達と一緒に見に行った。
そのときお腹にいたサトイモ
今は伝え歩きで足にまとわりついている。

時の流れは本当に早い。