3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住む40代波野なみ松の、育児と趣味と要介護両親の対応に追われる日々の記録。

ダブルケア

病院からの呼び出しで時が慌ただしく過ぎた週。

月曜日に母の病院から電話があり、主治医から病状説明がしたいと言う。 日曜日に高熱が出て、経管栄養も止めて点滴になっているというのだ。 これはある程度の覚悟を持って行かないといけないのかな、と気持ちに折り合いをつけ、火曜日に母の病院へ行った。 …

すべてのものが珍しい

今日でサトイモは生後100日目を迎えた。100日といえばお食い初め式なのだけれど、こんな大雨なのでひとまず延期。 それより、昨日は2回目の予防接種だった。 雨の中の病院通い。 思えば1回目の予防接種も雨だった。2週間健診のときも1か月健診のときも雨…

大丸のエレベーターで怒られた。

子育てをやってみて初めて知ることが多い。 最初に感心したのは、赤ちゃん用オムツだ。 病院で看護師さんたちがパッと見てすぐに、 「おしっこ出てますね」 なんていうので、どうしてわかるんだろう、経験なんだろうか、と不思議に思っていた。 あるとき、 …

木綿のハンカチーフと2回目の帰省

『木綿のハンカチーフ』を聴くと、思わず泣いてしまう。 上京した彼と故郷に残された彼女の心の距離が次第に離れていく、歌詞のせつなさがたまらない。 私自身に東京に行った彼氏に捨てられた、な〜んて体験があるわけじゃないのに、彼女になった気分で胸が…

初孫初対面

こどもの日の一昨日、出産後初めて実家に帰った。 チャイルドシートを買って、夫に車で連れて行ってもらったのだ。 約1ヶ月と1週間ぶりの実家。 玄関を開けると、びっくりするほどタバコ臭かった。 「ただいま!」 とフルボリュームで声をかけるものの、父…

繁殖と修復と少子化対策

美容室での適当な会話が苦手で、ここ数年はずっと同じスタイリストさんに担当してもらっている。もう長い付き合いになってしまって、最初は若かった彼もずいぶんいい歳になった。(←お前もなっ!!)結婚して、子供ができて、家も買って車も買って、二人目も…

胎児の鼻筋

初めて読んだ寺山修司は、学校の図書室で借りた『愛さないの、愛せないの』という詩集だった。 愛さないの、愛せないの (ハルキ文庫) 作者: 寺山修司 出版社/メーカー: 角川春樹事務所 発売日: 2000/04 メディア: 文庫 クリック: 2回 この商品を含むブログ (…

面接のテスト

「赤ん坊が生まれたら、お父さん病院まで見に来る? それとも私が連れて帰るまで待つ?」 まだ気が早いけど、父にそんな質問をした。 普通の元気なおじいちゃんなら、孫が生まれたらすぐにでも見に行きたいだろう。 ただ、足が悪い父が神戸まで一人で出てく…

いろいろな反応と介護ベッド

今朝、朝刊を取ってきたら一面の見出しが、「改元19年5月1日」というのでビックリした。 というのも、私の出産予定日が5月1日だからである。 改元で満1歳。 予定日だから前後するんだろうけど、こうなったら予定通り5月1日のほうが面白い。 面白い面白くない…