3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住む40代波野なみ松の、育児と趣味と要介護両親の対応に追われる日々の記録。

育児

我が家のシッコモラ問題

2021年を振り返って、我らがオーケンが様々な場所でよく話題にしていたのがシッコモラ問題だ。 昔のドッキリ系テレビ番組で、CMの女王と呼ばれる歌手が「シッコモラ」という商品のCMソングを歌わされ(ドッキリだから当然ウソ商品)、その「OH! シッコモラし…

父親の出張と時間感覚

コロナ禍で我が家の生活も変わった。 1回目の緊急事態宣言発令以降、夫が在宅勤務を余儀なくされたからだ。 夫の会社では、出社率3割とか2割とかの規定が定められ、出社割合はだんだん減り、今年に至っては数えるほどしか出勤していない。 最初は、 「会社…

運動会とプライド

一学期の終わり頃、サトイモは少し幼稚園に慣れたような兆しがあった。 それなのに、7月下旬から8月いっぱいの夏休み期間=共働き家庭の子たちのみの「預かり保育期間」を経て、二学期に入ると、再び問題行動が起きるようになった。 先生たちから、 「せっ…

エンジョイカップ出場と人生の勝敗

9月25日、サトイモはストライダーエンジョイカップ六甲山ステージに参加した。 3才の部。 ストライダーとは、ペダルがなく足で蹴って進む自転車。 最近の幼児は三輪車と自転車の間にこれに乗るのが流行りである。 ストライダーを乗りこなせていれば、補助輪…

ライナスの毛布とチクチクレインコート

毎朝幼稚園へ行くのに苦労している。 歩いていく途中で座り込んで「抱っこして~」と泣き出す、ということは何度も書いた。 最近はこちらが学習して、もう朝はベビーカーで登園している。 最初は本人が、 「きょうはべびーかーでいく!」 とダダをこねたこと…

2nd Shotとシンエヴァ

リフレッシュ年休に入ってはや6日目。 これだけの大型連休、昔ならまず海外旅行!なのに、コロナ禍&子持ちは悲しい。 連休の計画はざっとこんなところだった。 東条湖おもちゃ王国へ遊びに行く。 2回目のワクチン接種をする。 副反応が出たら『シン・エヴァ…

ロックンロールは鳴り止まないっ

会社の同僚に、うちの子は言うことをきかない問題児なんだ、と話すと、 「例えばどんな?」 と尋ねてきた。 「怒られて泣いて、鼻水が出たら私の服になすりつけたり、壁や床になすりつけたりするんですよ。『こうなったら、もう、はなみじゅをちゅけるしかな…

子育て倦怠期

長引く風邪で体調がかんばしくないせいもあるだろうが、8月下旬は毎日子育てにウンザリしていた。 しんどい。 しんどいからグッタリしていると、サトイモに髪を鷲掴みに引っ張られ、 「ママ、ねたらダメだよ!」 と起こされる。 気力を振り絞って家事をして…

言語の習得と怒られた記憶

おしゃべりが日ごと上手になるサトイモだけれど、まだまだしゃべり方が拙くて、そこがまた可愛らしい。 最近よく使うのが、 「○○してごらん」 という言葉で、考えてみれば私がいつもサトイモに言っているのをマネしているのだった。 すると、自分の手が汚れ…

3歩進んで2歩下がる

子育て以外のことを書きたいと思っているのに、サトイモ中心の生活を送っているせいでどうしても子どもの話になってしまう。 昨日は特にサトイモの「悪い子度」がひどかった。 一昨日は比較的良い子で、 「今日は1回しか怒らなかった。だんだんブチ切れる回…

気をつけて、しかし恐れずに

11月19日以来、連日兵庫県の新型コロナ感染者が百人を超え、昨日も最多数を記録している。 いよいよここまで来てしまった感じがする。 ただ、うちの夫はよく、 「知り合いか、知り合いの知り合いに感染者出た? 俺の周りはまだ一人もおらへんけど」 と言う。…

就寝間際の父の電話

サトイモの就寝時間を20時としている。 というのは理想で、だんだん遅くなり、今は21時にベッドに入るようになって、そこから絵本を読んだりベッドで飛び跳ねたりしていると22時という日も多くなってきた。 まずいまずい。 昼寝もしない2歳児が、22時就寝だ…

1111はボタン記念日

11月に入ってからのサトイモの成長が目覚ましい。 明らかに次の段階に進んだなというか、新しいサトイモになった感がある。 半分動物みたいだったのが、ようやく人間らしくなった。 それはやっぱり、言葉でコミュニケーションが取れるようになったのが大きい…

保育園申し込みとパパっ子のおしゃべり

今週の月曜日、区役所へ保育園の申し込みに行ってきた。 窓口で、書類の記入漏れがないか間違いがないか確認しながら受け付けてもらう。 保育園は第5希望まで記入できるのだが、窓口担当の女性が、 「各園の募集人数は確認されましたか?」 と言う。 いいえ…

丸大ハムの子と昔の子育て環境

サトイモのゴンタぶりに相変わらず翻弄させられている。 一昨日はまたシュレッダーゴミをぶちまけられてしまった。 そのうえ、片付けようとすると、この世の終わりかというくらい嫌がって泣き叫ぶ。 家にいるとメチャクチャにされるので、できるだけお出かけ…

罰と心配

10月22日の日記 今日は幼稚園がない日だったので、こべっこランドにでも連れて行こうかと予定していたけれど、今週に入ってからサトイモの鼻水がだんだんひどくなって、昨夜から咳も頻繁に出るため、今日は一日家で過ごした。 ここのところ毎日どこかにサト…

頭を下げるのも親の仕事

ゆっくりできるはずの木曜日だけど、今日は幼稚園のミニ運動会の参観があって、いつもより早くお迎えにいかなければならない。 サトイモが一人で遊んでくれるようになって以前より家事がはかどるようにはなったけれど、自分の時間が持てるようになるにはまだ…

人生で初めて誕生日を忘れた日

先週木曜日は幼稚園の入園面接だった。 受付後、講堂(ホール?)で数組の親子が待たされた。 親は生活習慣などについての質問表を記入しなければならない。 その間子どもたちは、中央に置かれた大きな箱に入った大きなブロックで遊べるように配慮されていた…

幼稚園面接

今日は某幼稚園の入園面接のため、いつものプレ幼稚園はお休み。 保育園や幼稚園に入るのがこんな難しいことだなんて、やっぱおかしい国だよなぁ…。 願書の記入や着ていく服などでてんぱっている私に対し、夫は、 「そういうの俺苦手やから、なみ松に任せた…

子育ての文脈

9月に見たYouTubeの中ですごく興味深かったのが、片目のラッパーことダースレイダーと映画評論家町山智浩の対談だった。 なんと3時間15分もある長丁場なんだけど、おじさん二人の絵面は別に見ていなくてもいいので、家事などをしながら音だけ聴いていても大…

やっと2学期、もう入園準備

ようやく今日からプレ幼稚園の2学期が始まった(「学」ではないので正しくは2期というみたい)。 おかえり、いやしの木曜日! 夏休み期間長かったよぅ~! 前回のブログから今日まで、もちろんいろんなことがあったのだけど、目下の一大事は9月から幼稚園の…

お盆虐待と里親制度

7月の連休には、須磨海浜水族園へ行ったり、明石の大蔵海岸へ海水浴に行ったりしたのだけど(明石市は子育て支援に力を入れているだけあって、小学生以下の子供連れの波打ち際遊びを許可している)、お盆は夫が仕事をしなければならなくなったうえ、こうコロ…

生きててよかったツアー

先々週でプレ幼稚園は1学期が終了してしまい、夏休みに入ってしまった。 1学期短っ!!! コロナのせいで6月からの開園となったため、たった6回の幼稚園生活だった。 プレ幼稚園の時間がなくなると、もうブログを書く時間が取れない。 幸い、最近はサトイモ…

デジタル化はマッハのスピードで。

大変なことになってしまった。 オンラインでオーケンに会えるイベント「オーケンのZoom ミート&グリート・OZMG !」に当選してしまった。 出席確認の点呼があるらしい。 直接しゃべれるの? どうしようどうしよう?! 当選通知を受け取ってから、そのことを…

さみしさの正体

今日も先週と同じく、幼稚園に入ったとたん、サトイモが私にしがみついて泣き出した。 引きずるようにして部屋の前まで行き、先生に渡して無理やりはがし、逃げるように置いてきた。 先週の先生からの報告によれば、数分も経つと泣き止むとのこと。 今日もき…

全裸で書いた貸出簿

また木曜日。 幼稚園に着くまでは機嫌よく走っていたけれど、エレベーターに乗った瞬間嫌がり、私にしがみついて泣き出した。 泣くタイミングが週ごとに早くなってきた。 事前予測ができるようになったんだろう。 …遅っ! 先週お迎えで一緒になったある女の…

バイオレンスできない人

またまた木曜日がやってきた。 プレ幼稚園はこれで3回目だけど、今回は先生に引き渡すと大泣き。 玄関先でグズグズしたのがよくなかったと反省。 本人も過去2回の経験で「ここに来るとママと離れ離れになる」ということがわかってしまったので、初回のように…

本格的イヤイヤ期のプレ幼稚園

先ほど、サトイモを幼稚園に送ってきた。 家から一番近い近い幼稚園で、週1回午前中だけ実施しているプレ幼稚園に登園することになったのだ。 本来ならゴールデンウィーク明けから始まるはずだったんだけど、コロナのせいで今日からになった。 8時半から9時…

スマホをなくしただけだけど。

緊急事態宣言が解除されるだろうと言われていた月曜日の午後、近所の公園に遊びに行った。 カーブのすべり台がある小さな公園で、サトイモはいつもそこで走り回って遊ぶ。 サトイモは何回かすべったあとで、 「ママ~!あし!あし!ここ!」 と私の足を持っ…

パパっ子は不憫

もう10年以上前の話だけれど、職場で幼なじみのマーちゃんと偶然に出会ったことがあった。 彼は東京の大きな監査法人の会計士になっていて、うちの会社の監査に来たのだった。 マーちゃんは年齢以上の貫録を身にまとい、やはり会計士をしていた彼のお父さん…