3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住む40代波野なみ松の、趣味と母の介護と育児に追われる日々の記録。

9カ月健診の覚え書き

先日、サトイモの9カ月健診を受けた。
4カ月健診と違って、区役所ではなくかかりつけ医での受診だった。
年明けにじんましんのことでアレルギー外来に相談に行ったばかりだったので、
「その後、じんましんはどうですか?」
と先生に尋ねられた。

アレルギー外来で、
「卵は?」
「全卵食べられます」
「え?全卵!?どうやって!?」
「溶いたものをゆっくり火を通してドロドロにしてですけど…」
「ミルクは?」
「ミルクって?」
「粉ミルクです。飲めますか?」
「生まれたときから飲んでますけど…」
「小麦粉は?」
「最近食パンのおかゆを食べるようになりました」
というやり取りをして、
「それだけ食べられるなら、食べ物が原因ということはまずないでしょう。卵、牛乳、小麦が食物アレルギーのほとんどなんです。それ以外もまれにありますが、まず考えにくい。そうなると、正直、今回の原因を特定することは困難です」
と言われてしまった。

私がハウスダストとカビのアレルギーがあるので、そうじゃないかと尋ねると、
「この月齢でハウスダストのアレルギーはありません」
と先生はキッパリ断言した。
結局、もしまたじんましんが出たときに対処するための錠剤と塗り薬を出してもらった。
お守り代わりのようなものだ。
「おかげさまで、あれから一度も出てません」
健診はまずそこからスタートした。


9カ月健診の内容と結果

 

目のチェックをして、
「この子は少し斜視のように見えますが、斜視ではありません」
と言われた。
赤ちゃんは鼻が低いのでより目に見えがち、というのは情報として知っていたので心配していなかったけれど、はっきり言ってもらえて安心できた。

おすわりができるかどうかのチェックをするときに、棚に並んでいるアンパンマン人形の一群からドキンちゃんを渡されると、サトイモは躊躇なくかじりついた。
「すみません、よだれだらけにしてしまって」
と私が謝ると、
「気にしないでください、みんなそうですから」
と言われ、逆に、いろんな子たちのよだれまみれの人形じゃないのかと、こっちが気になってしまった。

オムツ一丁のサトイモの身体を腹ばいにさせたり起こしたり、身体を傾けて歩かせてみたり、腹ばいに落とそうとしてみたりした。
「これがホッピング反応、これがパラシュート反射です。どちらもできてますね」

それで検査が終わりそうだったので、
「あのう、4カ月健診のときに陰嚢水腫と言われたんですが…」
と尋ねると、
「あのね、誰だって左右の玉の大きさは違うもんです。全く同じなんて人はいませんよ。旦那さんに聞いてみるといい。全く気にすることないです」
と先生が言う。
私だって全く気にしていなかったけれど、4カ月健診で陰嚢水腫があるせいで「異常あり」にされ、かかりつけ医で経過を観察してもらうように言われたから尋ねたんだけど。
そもそも陰嚢水腫って玉の大きさが左右違うだけのことなの?
毎日オムツ替えしてるけど左右差なんて全然わからない。
だいたい、その部分の見た目にこだわる人がいるだろうか?
だったら最初から「異常あり」になんてしないでほしいもんだ。

結果、
「月齢相当の発達です」
というのが今回の結論。
歯が一本も生えていないのは相当遅いはずだけれど、それはかまわないらしい。
今度は何もなくてよかった。


追いついた!

 

 

医者による診察の前に、身長体重測定と看護師による問診があった。
問診では普段の生活や離乳食についてヒアリングがあった。

夜はよく寝てくれるし、離乳食もパクパク食べてくれる。
最近では離乳食が一日3回になって、量も増え、食事に追い回されている日々だ。
そのおかげで身長はぐんと伸び、とうとう平均身長に追いついた。
低出生体重児で生まれて、「小学校に上がるまでには追いつくよ」なんてよく言われたけれど、9カ月でもう追いついてしまった。

夫がときどき、眠っているサトイモを眺めながら、
「このまま大きくならんとってほしいなぁ」
とつぶやく。
私は
「やめてよ、そんなん困るわ」
と言うものの、どんどん成長するサトイモを見ていると、うれしいけれどちょっぴりだけ寂しい。

かつて会社の先輩がこんなことを言っていた。
「子育てで一番感動したのは幼稚園の卒園式やわ。変化がすごく大きいもの。入園したときはできひんかったことが、あんなことができるようになった、こんなこともできるようになった、って考えたら涙が止まらんかったわ」
それを聴いたときは、自分が子育てするなんて思いもよらなかったので、そんなもんかな、と思った程度だったけれど、今はよくわかる。

今はつかまり立ちできるのがうれしくて仕方ないサトイモ
立ち上がると、これまで見えなかった世界が見える。
それがうれしくてたまらないらしい。

楽しそうにしているのは親としてもうれしいけれど、これまで手が届かなかった場所に手が届くようになって困っている。

テーブルの上、棚やラックの上など、物は全部片づけておかないと何をされるかわからない。
気が付くと、引き戸や開き戸に手をかけて開けようとしている。
早くロックをつけなければ。

成長が早い。

日々のごはんに追い回されているうえに、対策がまた後手後手になっている。