3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住む40代波野なみ松の、育児と趣味と要介護両親の対応に追われる日々の記録。

ひと安心

前回3日間発熱が続いたと投稿した翌朝、やっと熱が下がった。

ビバ平熱!

熱も下がったし、血便も出たし、よかったこれはコロナじゃない!

 

…ん?血便?!?!

 

えらいこっちゃ!

人生初の血便にビビってしまった。

 

そういえば、下痢が始まったときに黒い便も出てビックリしたっけ。

ネットで検索すると、大腸がんとか怖い病気が並んでいる。

これは内科ではなく、ちゃんと内視鏡検査できる病院に行った方がいいかもしれん。

 

そう思い、一番初めに電話したのが、神戸低侵襲がん医療センターというところ。

もし私ががんになったら、ここで治療したいと前々から思っていた最新型の医療機関だ。

私的にはもう大腸がんの気分。

消化器内科のホームページでは、下痢でも「気軽に受診してください」と書いてあるし、気軽に予約してみた。

 

電話で発熱について尋ねられ、経緯を追って病状を丁寧に説明すると、確認して折り返しますと言われる。

しばらくしてかかってきた電話で、

「当院はがんの患者の様専門の病院でして、今熱が下がっているということですが、感染症の可能性が否定できませんので」

と断られてしまった。

発熱してたらがんじゃないのかよ〜?

でもまあ、断る理由は理不尽ではない。

 

次に内視鏡のある病院に予約電話をかける。

病状を尋ねられたので、腹痛・下痢・血便を強調。

やはり熱のことを聞かれるが、

「土曜日から37度台の熱が出ましたけど、今朝はもう下がってます!」

とふわっと流す。

 

予約がいっぱいとのことだったが、予約外で待つのを前提で受診OKとのこと。

よかったぁ。

 

午前中夫に会社を休んでもらっていたので、車で送ってもらい、サトイモはその間面倒をみてもらって、私はクリニックへ。

初めての病院。

待合室ではついたてで他の患者から隔離される。

「こんなとこでごめんなさいね」

と、かんじよく応対してもらって、別に悪い気はしない。

 

予約患者の合間にねじ込んでもらって診てもらう。

初めて肛門見られた。

おばさんだからもう平気だけど、そこそこいい男風の先生(帽子にメガネにマスクでは何も定かじゃない)にお尻を出すのは、20年前だったらすごく抵抗があったかも。

 

先生の見立てによると、細菌性の腸炎ではないかということだった。

「焼き肉で生焼けのまま肉を食べたとか、食べ物に心当たりありませんか?」

と言われるが、さっぱり記憶がない。

黒っぽい便については話したけれど、

「コールタールのような黒ではなかったです」

というところで重要視されなかったのかも。

血便は、腸の奥からの出血ではなさそうだということだった。

 

もらった薬を飲むと、ずいぶん症状が和らぐ。

いろんな病気を疑ったけど、細菌性腸炎って、つまり食中毒…。

だいたい同じもの食べてる夫やサトイモにはそんな症状は出てない。

心当たりなんてないのになぁ…。

 

でも、生焼けといえば、料理の途中で味見するとき、

「やべ、まだ完全に火、通ってなかったわ」

ということがないかというと、…あるかもしれない。

残り物のおかず、時間が経ったものは私が食べて処分してる。

賞味期限切れのものも、母から受け継いだ「まだ大丈夫精神」で私が食べてる。

サトイモが床に落としたパンも、

「遊ばないで食べなさい!」

と叱りながら拾って食べてる。

 

こうなると、心当たりありすぎ。

これからは改め…、られないかなぁ。もうライフスタイルだもんなぁ。

でも生焼けだけもっと注意しよう。

 

実は診断は確定ではなくて、採血と採便の検査結果が出て確実となる。

また来週。

新型コロナウイルスはまだ不明なことが多くて、絶対にコロナではないとは言い切れません」

と先生は言った。

新型がやっかいなのはそういう点なんだろう。

 

今回、相談センターへの電話などで感じたことは、「国や行政の方針は、感染拡大防止ではなく医療崩壊防止のほうに重きをおいている」のではないかということだ。

それがいいのか悪いのかはわからない。

電話応対のお姉さんは親身で感じよかったことは書いておく。