気が付けば実家の財産がなくなっていた。
2021年の幕開けは、本当に茫然となるものだった。
あまりにコトが大きすぎて、ショックも大きすぎて、また、やることも多かったので書けなかったけれど、ひと段落したので記しておく。
完結に書くと、父の介護ヘルパーがうちで窃盗を働いていた。
過去3年間に渡って、来るたびに父の引き出しから現金を盗んでいたのだ。
正月2日、警察を呼んだけれど、証拠がなければ何もできないといわれるばかり。
仕方がないので、夫がネットで小型カメラを買い、隠しカメラをしかけてくれた。
私が用意した10万円入りの封筒から、慣れた手つきで2枚を抜き取るヘルパー。
バッチリ撮れている映像を押さえて、一昨日、警察に被害届を出してきた。
本日無事、警察から犯人逮捕の電話が入った。
まず一段落クリア。
でも、私の闘いはまだまだこれから。
被害総額はざっと1,600万円。
それは、うちの父が定年まで真面目に働いて、うちのお母さんが倹約してコツコツ貯めたお金なんだ。
だから、犯人から1円でも多くお金を取り戻すまで、闘う。
今後、できるだけ記憶が鮮明なうちに、元旦からさかのぼってここに記録を書いておこうと思う。
だけど、神様、なんかちょっとひどすぎませんか?
母が難病になって、父が脳梗塞で足が不自由になって、思いがけず妊娠して、育児であたふたして他人様に父の面倒をお願いしたら、両親の財産まで盗まれるんですか?
なんか、人生あほらしくて涙も出ない…。