3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住む40代波野なみ松の、育児と趣味と要介護両親の対応に追われる日々の記録。

気が付けば実家の財産がなくなっていた。

2021年の幕開けは、本当に茫然となるものだった。

あまりにコトが大きすぎて、ショックも大きすぎて、また、やることも多かったので書けなかったけれど、ひと段落したので記しておく。

 

完結に書くと、父の介護ヘルパーがうちで窃盗を働いていた。

 

過去3年間に渡って、来るたびに父の引き出しから現金を盗んでいたのだ。

正月2日、警察を呼んだけれど、証拠がなければ何もできないといわれるばかり。

 

仕方がないので、夫がネットで小型カメラを買い、隠しカメラをしかけてくれた。

私が用意した10万円入りの封筒から、慣れた手つきで2枚を抜き取るヘルパー。

バッチリ撮れている映像を押さえて、一昨日、警察に被害届を出してきた。

 

本日無事、警察から犯人逮捕の電話が入った。

 

まず一段落クリア。

 

でも、私の闘いはまだまだこれから。

被害総額はざっと1,600万円。

それは、うちの父が定年まで真面目に働いて、うちのお母さんが倹約してコツコツ貯めたお金なんだ。

 

だから、犯人から1円でも多くお金を取り戻すまで、闘う。

 

今後、できるだけ記憶が鮮明なうちに、元旦からさかのぼってここに記録を書いておこうと思う。

 

だけど、神様、なんかちょっとひどすぎませんか?

母が難病になって、父が脳梗塞で足が不自由になって、思いがけず妊娠して、育児であたふたして他人様に父の面倒をお願いしたら、両親の財産まで盗まれるんですか?

なんか、人生あほらしくて涙も出ない…。