週末は何事もなかった。何事もないどころか、「お母さんがたくさん食べてくれたよ!」と喜んでいたくらいだった。 いつも眠たがり寒がりの私はこの冬、夜中の介助をさぼっていた。母が苦しそうな声を出たり咳をしたりしたときだけ、「どうしたん? 大丈夫?…
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