3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住む40代波野なみ松の、育児と趣味と要介護両親の対応に追われる日々の記録。

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

臨終の1日(1)

7月23日土曜日18時30分、母が他界した。 自分の備忘録のために、スケジュールを含めてこの日から葬儀まで記録しておく。 土曜日朝7時半、病院から「臨終に間に合わない可能性があるので、少しでも早く来てください」と電話がある。 朝10時頃、姫路の病院に…

お見舞いという休日

主治医から母の面会許可が降りたとき、私はサトイモを連れて二人で行くつもりだった。 JRとバスを乗り継いで行く公共交通機関の旅。 三連休だし、夜はいっそ実家に泊まろうか、と考えていた。 ところが、サトイモの体調が全然良くならない。 これではお見舞…

心の臨界点

のんびりできた警報の日の夕方、発達支援教室から帰ってきたサトイモの身体が熱い。 体温を測ってみたら、38.4℃あった。 熱があってもすこぶる元気で、相変わらずUSBコードや延長コードで遊んでいたけれど、夕食を少しだけ食べてソファに寝転がり、 「もう食…

抱っこの末のギックリ

最近の育児セオリーでよく出てくるのが、 「甘えと甘やかしは違う。子どもが甘えてくるときは思い切り受け止めて、親は子どもの心の安全基地になってあげよう」 という「甘えは受け止め」論。 確かに、「あるけない、だっこして!」というサトイモの要求を蹴…

アンガーマネジメントと荷物

サトイモの行き帰りは、まだ困難が続いている。 登園しぶりもひどいし、家に帰るのも言うことをきかない。 いつからこんなことになったんだろう、と頭を抱える日々だ。 朝は比喩ではなく本当に引きずっていくか、抱っこで連れて行く。 現在サトイモの体重は1…

子育てリベンジマッチ

夫が約1ヶ月半の海外出張に旅立ったのは、「父の日」の2日後だった。 父の日の日曜、夫は娘さんからプレゼントしてもらったクラフトビールの詰め合わせと、サトイモが幼稚園で作ってきたパパ用コップを前に上機嫌だった。 「サトイモが作ってくれたこのコッ…