3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住む40代波野なみ松の、育児と趣味と要介護両親の対応に追われる日々の記録。

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

父の健康茶ブーム

父が、介護保険適用のリハビリ施設に通うようになったのが、去年の7月。 ちょうど10か月が過ぎた。 通い始めるまではあんなに嫌がっていたリハビリも、今では楽しそうに通っている。 これまで行きたくないと言ったことのない父が、先週の月曜日に、 「今日は…

ギリヤーク尼ヶ崎さんとパーキンソン病のこと。

先週再放送されていたETV特集「その名は、ギリヤーク尼ヶ崎 職業 大道芸人」をやっと見た。 2017年2月10日に放送されていたものなんだけど見逃してしまって残念に思っていたら、ありがたいことに再放送があったのだ。 www.nhk.or.jp 私がギリヤーク尼ヶ崎さ…

ポールが自転車で世界一周の旅に出た。

長い間中国語を習っていて、気が付くと英語を話そうとしても中国語が出てきてしまうことに気が付いたのが数年前のこと。 どうやら私の脳には母国語と外国語という二つのモードしかなくって、外国語モードにスイッチしたら中国語がデフォルトになっているみた…

ゲームウォッチをお手本に。

ファミコンがブームになる前、子供たちが夢中になっていたのはゲームウォッチだった。私が持っていたのは(ていうかまだ持ってる!!)、『Dr.スランプ アラレちゃん』の「おはこんばんちは!」と、『愛してナイト』の「ハーピット」の2つ。前者は、ランダム…

お向かいのおばさんに辟易している話。

今朝、施設からデイサービスのお迎えが来て母を車に乗せる介助をしていると、私の姿を発見したお向かいのおばさんがやってきて、 「鹿がおるよ!」 と教えてくれた。 うちのあたりは山を崩して作った住宅地なのですぐそばが山なのだが、一匹の鹿が道路のぎり…

あの物の名前を父はまだ知らない

母の日と父の誕生日は同じことが多く、いつも一緒にお祝いしている。去年までは丁寧に、それぞれプレゼントを用意していたけれど、今年はなしにした。 もう母にはプレゼントを認識してもらえないし、父には台湾土産の老酒をあげたばかりだからだ。それに、ど…

『牯嶺街少年殺人事件』の少女は孤独だった。

大学の勉強なんて意味がない、なんてことを言う人がいるけれど、私はそうは思わない。 どんなものでも使いよう。 大学の講義だってそうで、今でも印象に残っている講義のひとつは「芸術論」である。 友達が誘ってくれて受講した講義だった。 大学時代の私の…

ライブと束縛

長年通っている整体師さんとは、施術の最中にいろんな話をする。 身体の不調は日ごろの生活習慣からやって来るので、どうしてもどんな状況か話すことになり、介護の話や趣味の話を洗いざらいしゃべってしまう。 ライブの度に身体がガタガタになっている私を…

GWは台北へ

金曜日に実家に戻り、土日を過ごし、月曜日から出勤して神戸生活に戻る。 それが私の1週間である。そのルーティンの中に、祝日は入っていない。 というか、入れないことにしている。何事も「基本ルールを決める」のは大切で、それがないと、無理して頑張っ…

つるばらが咲いた。

玄関先でつるばらが咲いた。 毎年、5月になると小さな黄色い花が群れて咲き、目を楽しませてくれる。この花、お向かいの庭でも2件隣の庭でも咲いている。 おそらく、2件隣の奥さんが株分けしてくれたに違いない。手入れが行き届いて立派に剪定されているご…