3歩前のことを忘れる女のサブカルと介護の記録

神戸に住む40代波野なみ松の、育児と趣味と要介護両親の対応に追われる日々の記録。

最後の帰省、そして破水

日曜日、配偶者になる彼氏に車で実家に送ってもらって、最後の帰省をした。

月曜日と火曜日、母のお見舞いをして父に、あれこれ指示を出し、火曜日、つまり昨日の夕方、電車で神戸に戻ってきた。

 

昨日の日中からお腹の張りがひどくて、横になっていても痛みがあるなぁと思っていたけれど、夜になってもそれが続いた。

痛みは30分おきくらいだっただろうか。

これっていわゆる前駆陣痛?

と思いながら、寝たらおさまるだろう、と就寝。

 

とりあえず眠れたものの、再び痛みで4時に目覚めた。

こんなことは今までになかったこと。

トイレに行ったら治るかな、と行ってみたら、ピンク色のどろりとしたおりものがでていた。

 

これってまさか、「おしるし」ってやつ?!?!

 

これまで出血することはなかったので、動揺してしまう。

それと同時に、朝になったらタクシーを呼んで病院に行こう、と考えていた。

もしかしたらそのまま入院になるかもしれないな。

入院セットはまだ作ってなくて、困ったことに必要なものは引っ越しの段ボールの中だ。

 

どうしようかなぁ、なんて思っている間も、30分おきくらいに痛みがやってくる。

そうしていると、股の間から生理のときのように液体がダーッと出てきた。

 

ヤバい!

これは明らかに破水だっ!!

 

とりあえずショーツを替えて夜用ナプキンを敷き、入院セットを準備してないのでおろおろしつつ、「入院のご案内」に書いてあって用意できるものを紙袋に詰めていると、再び羊水が大量に流れ出した。

泣きそうになりながら、病院に電話する。

状況を説明し、タクシーで向かうことに。

 

それが朝の6時半。

ネットでタクシー会社を検索して上から順に電話をかけるけれど、朝の込み合っている時間帯らしく、「出払っています」「今の時間は配車サービス開始前です」と6社に断られた。

仕方ないので、

「時間がかかりますがよろしいですか」

というMKタクシーに、

「お願いします」

と頼んだら、思ったより早く来てくれた。

 

そして、今、産婦人科なう。

ずっと痛みがやってきては消え、またすぐにやってくる。

これからもう産む体制だ。

今日中に産まれるかもしれない。